肌に最適な入浴方法

美人はお風呂で作られる、と言われるくらい、美容によい入浴方法が多く紹介されています。特に、大量の汗をかける半身浴は人気があるようなのですが、たくさん汗をかくことが美肌への近道、というわけではありませんし、そもそも、この入浴法は、心臓に負担がかからない中高年向けの入浴法でした。

また、半身浴に代表されるように、お風呂でたくさん汗をかけば代謝がよくなるということもありません。代謝を上げるなら、まずは運動です。運動することで自らの基礎体温を上げることもできますし、血液の循環もよくなります。

また、入浴で汗をかくと、皮膚の毛穴が開き、汚れがとれるような気がします。それも間違いです。汗が出る汗腺と、皮脂腺とは別ものなので、汗と一緒に汚れが流れ出るということはありません。

冷え性についても、入浴が根本的に解決してくれるということはありません。入浴中やその後、一時的に血行がよくなるのですが、時間が経過するとすぐに元に戻ります。

また、冷えは美肌の大敵と言いましたが、長風呂が効果的かというとそうではありません。皮膚のセラミド成分などがお湯の中に溶け出し、かえって乾燥をまねくこともあるのです。

つまり、入浴には、直接的に肌にはたらきかける特別な効果はない、ということです。

ただ、リラックス効果やストレス解消の効果は得られるので、美肌につながる大切な習慣のひとつと考えられます。なので、過剰に汗をかいたり、長風呂をしたりせず、最適な温度で、最適な時間、つかることが重要です。

38度~40度くらいのお湯に、10分~20分程度つかりましょう。入浴後、体温が下降しているときはよく眠れます。入浴後、20分から30分後に就寝すると、ぐっすりと眠れるでしょう。